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「んじゃ、ユリアここまでありがとな。助かったよ。」
「え?」
「な、何だ?」
ユリアが驚きの表情で俺を見るけど
俺、変なこと言ってないよな?
お礼言っただけだし…
「ッ!!馬鹿!!変態!!この…ボソ」ダッ
「えぇー…」
最後は何言ったか聞こえなかったけど、
……泣いてた?
俺が泣かせたのか(;゚ Д゚) …!?
「つか、行っちゃった…。」
ギルドの場所教えて貰ってない…!
つか、ユリアがどこのギルドに所属かも
聞いてないのに!
「四分の一の確率…か。」
ユリアとのフラグ建てたつもりだったのに…
どこで間違えたかなー?
俺の計画では、
お礼を言う
↓
ギルドを紹介してもらう
↓
ユリアとイチャイチャ
…まさかお礼がまずかったか?
いや、礼を言うのにまずいも何もない
となると、言い方か…?
思い出し中…(; ・`ω・´)
マサカカンチガイサセタ(; ・`д・´)
Σヽ(`д´;)ノ ナンテコッタ!!
自分でフラグをクラッシュさせるとは…
あんな美少女だったのに…
ハァ…とりあえずギルド行こ
門番さんに一番近いギルドを教えて貰い、そのギルドに
ユリアが所属していることを願いつつ暗くなり始めた
王都の道を歩くのだった
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