俺、誕生!

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「それじゃ、この水晶に魔力を流してみて。」 「おぉぉぉぉ!!」 せめて魔力だけでも強めの結果に! 「はい、5000ね。」 「…それってどのくらいなんですか?」 「そうね、今魔法学園に通っている子達の平均が7000って所かしら?」 平均以下…orz 「次は属性ね。今度はこの石に魔力を流して。」 「…はい。」 俺はテンション低いまま石に魔力を流す すると、石は手の上から消えた …消えた? 「あの…これは?」 「ち、ちょっと待ってね!?」 お姉さんも焦った様子で 何やら本を取りだし すごい勢いでページをめくっている …これはレアな属性なのでは!? 「あったわ!えーと、あなたは転移属性みたいね。」 …転移? って、よくあるあの転移? 「…(´;ω;`)ブワッ」 「えぇ!?どうしたの!?」 急に泣く俺を見て焦るお姉さん。 「俺って本当に役に立たないなって…」 なんだよ転移属性とか 属性つける意味が分からん!! 「いやいや、転移属性はすごく珍しいんだよ!?」 「え?誰でも出来るんじゃないんですか?(´・ω・`)ショボーン」 「出来ないよ。だから凄いよ!」 「キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!」 「でも、魔力消費が激しいらしいんだけどね?」 「(´・ェ・`)アボーン」 な、何故上げて落としたんだぁ!! 無駄に期待しちゃっただろ!!
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