4人が本棚に入れています
本棚に追加
「ここか。」
地図によるとこの店で間違いなさそうだ
…高級中華料理店な感じ?
俺は裏口と思われる所から中に入った
「すみませーん?」
「はいはい?どちらさんだい?」
恰幅のいいおばちゃんが迎えてくれた
「あ、ギルドの依頼を受けたんですけど?」
「まぁまぁ、よく来たね!料理長は今忙しくて無理だから私が説明してやるよ。」
「あ、はい。」
中に通され
階段を登り部屋に案内された
「ここがあんたの部屋だ。好きに使ってくれてかまわないよ。…というか、あんた荷物持ってないのかい?」
「あ、はい。一文無しでして…。」
俺がそう言うと
何やら頷いているおばちゃん
しかも涙眼
なぜに?wwwww
「そうかい。そんなぼろっちい服しか持ってないんだねぇ。可哀想に…。よし、息子の服をあんたに分けてやるよ!体つきはそんなに変わらないし着れるだろう!」
ぼろっちい言うなしwww
ユニクロのTシャツに
確かに破れてはいるが
オシャレジーンズなんだよwww
でも着替えが貰えるのはありがたいから
好意は素直に受け取ろうwww
「ありがとうございます!えっと…」
「私のことはバンと呼びな。」
「はい、バンさん!俺はゴクウです。よろしくお願いします。」
「うんうん、挨拶の出来る子は嫌いじゃないよ!さ、部屋はいいとして、仕事のことについて話そうか。」
ここでまた移動し階段を降り、
廊下の奥を進んだ扉を開けた
「料理はまだあがんねぇのか!?」
「あと盛り付けです!!」
「もう10分経ってんぞ!!」
「すみません!!」
「材料切れそうです!!」
…扉を開けるとそこは戦場でしたまる
最初のコメントを投稿しよう!