ゲームスタート

5/14
前へ
/49ページ
次へ
武器を手に入れた時も、そうだった様に扉に触れた時の質感が、リアルだ。 外は、どこまでも続く様な高い青空。 周りには、小規模ながらも建物が、いくつも建ち並び、小さな街を造り出していた。 街中を歩いて行くと、大きな斧を振るって、運んできた材木を切り揃えて建物を作る、少し小さな男。 腰の両側にボウガンを携えた耳の尖った女。 その他にも角の生えた女や、半身が蛇の男もいた。 それらの人混みをすり抜けて、街を囲う塀から抜け出そうと門を潜る手前で 「見ない顔だよね。新人さん?」 後ろから、声を掛けられた。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加