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「そうよ。
それで、あたしと瑠哀は同じクラスなの。
霞月さんがここに招待してくれたから、
瑠哀も一緒に誘ったのよ。
霞月さんのお兄さんが
瑠哀と知り合いだとは思わなかったけど、
でも、久しぶりに会えてよかったわね。
これから、楽しくなるわ。
ニックも、ちょうどいい時に来たのね」
「どうやら、そのようだね」
「その“霞月さん”と、
“霞月さんのお兄さん”
と言うのをどうにかしないとね。
一々言ってたら、
美晴ちゃんもややこしいだろう?」
柊也が顔をしかめるようにして、
美晴を見た。
朔也も天宮も微かに笑んでいる。
美晴もくすくすと笑い出す。
「そうね。
なんとか考えるわ」
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