第1章

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~ プロローグ?~ 読者の皆様、初めまして。僕の名前は 霧雨 麟 (きりさめ りん)です。 この物語は、孤独になりたい僕と そうはさせてくれない人々のお話。 それでは、始めましょう……… ~ 第1話 僕しか知らない力 ~ 僕は、今日も目が覚める。 それは、当たり前で普通の事である。 しかし、僕は……目が覚めない方がいい 麟「また、ツマラナイ日々の繰り返しか」 僕は、そう呟きリビングに向かう。 僕の家には、家族など誰一人としていない 家族は全員、僕をかばって死んでしまった しかし、今となってはどうでもいい…… 麟「チッ……また来たのか。懲りないな」 ふと外に人の気配を感じた。 不意に、インターホンが鳴る…うるさいな ?「霧雨くーん?一緒に行こうよー??」 声が聞こえたが無視して自室に戻る…… 制服を着て、鞄を持つ…そして…… 麟「我が命に従え! 現れよ…… 暗黒の扉!」 昔は、言うたび恥ずかしかったが…… どのみち一人だ、気にすることも忘れて しまった。 これは、単純に行きたいとこに繋がっている。 だから今回は…学校だ。 ?「よぉ!麟、相変わらずな奴だな!」 朝っぱらから、失礼な奴だ……そして うるさい。 無視…… ?「おい! 無視かよ!この江ノ島 仁 (えのしま じん)様をシカトったぁ!いい度胸じゃねーかっ!」 はぁ…うるさい。 少し黙ってもらおうか 麟「我が命に従え…こいつを黙らせろ サイレント。」 そう呟く。 誰にも聞こえない声で…… すると、静かになる。 簡単にこいつの声は僕に届かなくなるだけだ。 不意にドアが開き、声がする… またうるさいのが来やがった… ?「また、先に来てる!ドアを張ってるのにどうやって、学校に来てるの??」 張ってる…? こいつの趣味はストーカーか 仁「よぉ!姫咲(ひめさき)、相変わらずの変態だな!」 お前に関しては、全体的に失礼な奴だ。 姫咲「ねぇ、霧雨くん!一回でいいから舞(まい)って呼んでよ!」 シカトしておこう……… 舞「放置!? 放置プレイ!?霧雨くんなら 大丈夫!私はMにだってなるわっ!?」 やかましく、ツマラナイ1日が今日も始まる。
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