第1章

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最近、言葉が乱れていると言う大人が多い。だがそれは許されない悪なのだろうか。私は言葉は伝える手段である以上変化を容認すべきだと思う。 例えば、友人同士で会話をしている際に誤用の方が広まっている語をわざわざ正しい意味でつかわないだろう。それは、意味が通じずに会話を止めてしまう恐れがあるからだ。正しい意味を知っている人は多くの場合、誤用されている事またその意味も知っているだろう。だから正式な場で無い限り余り気にせずに間違っていると知っていても使うのだ。 他にも、正しくないからと言って若者の言葉を規制すれば、若者のアイデンティティの確立を妨げる結果となると思う。オリジナリティのある言葉を使用する事で他者と自分の違いを認識出来る。近頃、若者の行き過ぎた同調意識が問題視されているのだから、それを改善する意味でも若者言葉の使用を認めるべきだと思う。 全員が全員同じ正しい日本語の使う、社会にならない事を切に願う。
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