第二話

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「何か面白かったですか?」 「いえ、店長さんって、カクテルのバーテンダーの代表みたいなイメージ通りの方だったから。 髭とか……なんか典型的な感じで。 ちょっと……安心したのを思い出しました」 「代表ですか?  彼にも伝えてください。 きっと喜びますよ。髭はこだわってるみたいですから」 越中先輩と来ていた時、最初からオオカミさんが出て来ていたら、わたしはどうだったんだろう? ――緊張したかも……。 出来あがったカクテルをいただきながら、後片付けをしているオオカミさんの姿を盗み見。
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