第3章 オルデシア学園

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あいつ、本当に神なのか? 『そ、そうかい。ごめんね』 『まぁ、良いけど』 『どう?うまくやってる?』 『まぁ、それなりにな』 『そうか、それは良かった。そうそう、魔眼使ってる時に減る魔力なくしておいたから。それじゃあ僕は忙しいから。アデュー』 何がアデューだよ。 ……ただのチーターじゃないか。 その後、昨日みたいなことは起きず無事に使い魔召喚が終わった。 和馬は天使さんを召喚してらっしやったけどな。 名前は……シブリールって言ってたっけな。 確か高位な天使だとか。 さすが勇者さんですなぁ。 そして、次の日国王が突然奴隷廃止を発表した。 どうやら前々から奴隷については禁止の方向で話を進めていたらしい。 一部の貴族が反発を起こしたが、とりあえず金を渡したら大人しくなったとか。 現金なやつらだ。 王国の騎士や、ギルドの人たちで奴隷市場の一掃を発表の次の日から行われた。 保護された人たちには住んでいたところにある程度お金を持たせ、送り返したようだ。 身寄りないや行くあてのない人は王国の騎士や、メイドに入ったとか。 そんなことして、この国の財政は破綻しないかを気にしたが、どうやらこの計画を行うために前々から貯蓄をしていたらしい。
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