第1章 始まり

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……なんとか俺は吸い込まれなかったようだな。 危ない危ない。 なんでいつも人を巻き込んで行くかなぁ。 でも、もうこれで和馬とも会えないのか……そう考えると少し寂しいかもな。 さて、取りあえず家に帰ってパソコンでもやるかな。 俺はのんびり歩いて帰った。 「さてさて、暇つぶしに動画でも見ようかな」 夕ご飯を食べ終え、俺はパソコンの前に座っていた。 さて、やるかな。 俺はパソコンの電源をつけた途端意識を失った。 ……。 ……。 「ふぁ~あ」 目を覚ますと白い世界が広かったていた。 あるぇ~。 もしかして俺は死んだのか? 俺は家にいたから、死ぬ可能性は極めて低いはず。 俺の後ろには気配はなかったし、可能性としてあげるのならば……家が崩落とか? でも俺の家は築5年……もしかして欠陥住宅だったとか? 「やぁ」 突然後ろから気配もなく声をかけられびっくりした。 気配を出さずに近づいてくるとはなかなかの強者、後ろを振り向きながら 「なんでしょうか?」 と声をだした。
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