第1章 始まり

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口調がすごい変わったんですけど。 「そんのことしていいのか?」 「まぁ、お詫びとしてだから、気にせず言ってくれ、できる限りのことはするから」 「わかった」 さてさて、どうしたものかな。 「ちなみに向こうでは魔法を使えるけど、魔力を消費しないといけないからね」 それじゃあ 「魔力を無限にしてくれ」 「了解したよ」 あとは思ったことが発動できるようなやつが良いな。 「それは創造魔法だよ」 「ヘぇ~そうなのか」 勝手に心を読まれてるし。 他は……顔をイケメンにする。 「イケメンにしてくれ」 「まぁ、確かに君は普通過ぎて普通としか言えない顔だけど、そのままで別に良いと思うよ」 「なぜ?」 地球では、勉強と運動はそれなりに出来たが、その他が普通過ぎて彼女すらできなかったのに。 「君の顔は君のお母さん、お父さんから貰ったんでしょ?なら大切にしなきゃ」 「……そうだな」 俺が間違っていた。顔が普通だからってそのせいにしちゃいけない。
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