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気がつくと闘技場に戻っていた。
俺は起き上がり、アリスたちのところに向かう。
「ユウト、どうだった?」
アリスが問いかけた。
「こいつが俺の使い魔だ」
俺の横にシルバーウルフが出現した。
「うお!!帰ってきてたのか、ユウト。なるほどユウトの使い魔はシルバーウルフか」
「本当だ。シルバーウルフだ」
シルバーウルフ、ギルドの討伐目標ランクはBだ。
ウルフ系にはいろいろあるらしいが、シルバーウルフはその中でも上位の位置にいる魔物だ。
魔物には討伐ランクというものが存在している。
ランクはその魔物の強さや厄介さなどを踏まえ決められている。
ランクはF~SSSまであり、Sから上はA以下のランクとは強さがかけ離れている。
ちなみに、ドラゴンは基本Sランクを超える。
ドラゴンはそのドラゴンが持つ属性の魔法を使え、頑丈な体を持つのが理由だ。
精霊も同じくSを超える。
まぁ、ドラゴン同様強いわけだ。
「シルバーウルフ……ユウト触っていい?」
「え?あぁ、良いけど」
「モフモフ」
「私もモフモフする~」
「私…も…モフモフ…する」
アリス、キャロル、シェリアがリリスでモフモフしとる。
みんのモフモフが好きなのか。
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