第3章 オルデシア学園

43/81
前へ
/317ページ
次へ
気がつくと闘技場に戻っていた。 俺は起き上がり、アリスたちのところに向かう。 「ユウト、どうだった?」 アリスが問いかけた。 「こいつが俺の使い魔だ」 俺の横にシルバーウルフが出現した。 「うお!!帰ってきてたのか、ユウト。なるほどユウトの使い魔はシルバーウルフか」 「本当だ。シルバーウルフだ」 シルバーウルフ、ギルドの討伐目標ランクはBだ。 ウルフ系にはいろいろあるらしいが、シルバーウルフはその中でも上位の位置にいる魔物だ。 魔物には討伐ランクというものが存在している。 ランクはその魔物の強さや厄介さなどを踏まえ決められている。 ランクはF~SSSまであり、Sから上はA以下のランクとは強さがかけ離れている。 ちなみに、ドラゴンは基本Sランクを超える。 ドラゴンはそのドラゴンが持つ属性の魔法を使え、頑丈な体を持つのが理由だ。 精霊も同じくSを超える。 まぁ、ドラゴン同様強いわけだ。 「シルバーウルフ……ユウト触っていい?」 「え?あぁ、良いけど」 「モフモフ」 「私もモフモフする~」 「私…も…モフモフ…する」 アリス、キャロル、シェリアがリリスでモフモフしとる。 みんのモフモフが好きなのか。
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3919人が本棚に入れています
本棚に追加