第3章 オルデシア学園

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とりあえず、お邪魔しまーす。 男の後をついていくと、鉄格子があり、その中に人や、エルフ様々な種族がいた。 そして、捕まっている者たちは全員魔力封じの手錠を付けられていた。 魔力封じの手錠とは、手錠をされて者は魔力を封じられる。 そのままの効力です。 はい。 袋を持った男は鉄格子中に入り、袋に入っている人を出した。 それは……小さな女の子だった。 見た目10歳くらいの子だな。 ……ここ潰さないとな。 「さーて、始まりました。今回も様々な品をご用意しました。ぜひ、楽しんで行ってください」 どうやら、売買が始まったようだ。 さて、とりあえずめんどくさいから早めに済ますか。 インビジブルで出入り口の付近に行く。 俺は狐のお面をかぶり、黒いローブを着て、奴隷を買おうとするやつらと同じように席にすわり機会を窺うとするかな。 「最初の商品はこちら、ハーフエルフで~す」 目から生気を失ったハーフエルフの女の子が出てきた。
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