第3章 オルデシア学園

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まぁ、これから奴隷になると考えれば生きる希望もなくなるか。 てか、周りにいるのがブヒブヒ言ってそうな貴族様しかいねぇ。 呪文で一掃するかな。 一人目だけどここにいる奴ら捕まえるか。 「さあさあさあ、スタートは10万ユールからです!!」 「20!!」 「40!!」 どんどん値段は釣りあがって行った。 「140!!」 140という言葉に周りがざわつき始める。 ハーフエルフにそこまで金をかけるのは珍しいらしい。 140と言った人は、下卑た笑みを浮かべていた。 「140です。他にいらっしゃいませんか?……それでは、140に「150だ!!」」 俺は150と金額を言った。 「今150が出ました。他にいらっしゃいませんか?……では150で決まりです。さぁ、そこのお面方、こちらにどうぞ」 俺は立ち上がり、ハーフエルフのとこまで行く。 「お客様、代金の方なんですが」 「あぁ、とりあえずこいつの手錠を外す鍵をくれないか?」 「はい」 鍵をもらい、ポケットにいれる。 「代金は……拳だ」 「え?」 俺はニッコリと笑顔を浮かべ、右腕を部分強化をし司会者を殴り飛ばした。 司会者は壁にめり込み、気絶した。
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