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まぁ、これから奴隷になると考えれば生きる希望もなくなるか。
てか、周りにいるのがブヒブヒ言ってそうな貴族様しかいねぇ。
呪文で一掃するかな。
一人目だけどここにいる奴ら捕まえるか。
「さあさあさあ、スタートは10万ユールからです!!」
「20!!」
「40!!」
どんどん値段は釣りあがって行った。
「140!!」
140という言葉に周りがざわつき始める。
ハーフエルフにそこまで金をかけるのは珍しいらしい。
140と言った人は、下卑た笑みを浮かべていた。
「140です。他にいらっしゃいませんか?……それでは、140に「150だ!!」」
俺は150と金額を言った。
「今150が出ました。他にいらっしゃいませんか?……では150で決まりです。さぁ、そこのお面方、こちらにどうぞ」
俺は立ち上がり、ハーフエルフのとこまで行く。
「お客様、代金の方なんですが」
「あぁ、とりあえずこいつの手錠を外す鍵をくれないか?」
「はい」
鍵をもらい、ポケットにいれる。
「代金は……拳だ」
「え?」
俺はニッコリと笑顔を浮かべ、右腕を部分強化をし司会者を殴り飛ばした。
司会者は壁にめり込み、気絶した。
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