第3章 オルデシア学園

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檻の鍵を開け捕まってた娘を外に出す。 すると後ろ客席で糞貴族が騒ぎ出す。 「なんなんだお前は!!」 「まさか騎士団の奴らじゃないのか?」 「捕まるのはごめんだ」 「まて、あいつ一人じゃないか?」 「一人ならここにいるの者たちで魔法撃てばやつを殺し、証拠を隠滅できる」 「そうだな、それが一番良い」 その声と同時に様々な呪文が俺に飛んできた。 「ファイヤーランス」 「アクアボール」 「サンダーランス」 「ファイヤーボール」 無数の魔法が俺に殺到する。 俺はハーフエルフの女の子を後ろに回し、ハーフエルフ女の子と自分を包むように結界を張った。 それ同時に俺に様々な呪文が直撃し、煙が立ち込めた。 「ハハハハハ、所詮数にはかなわないのさ」 「まったく、その通りですな」 「あんたら、何言ってんだ?」 俺は風を少し起こし、煙を吹き飛ばす。 「そ、そんなばかな」 「あれだけの魔法を撃たれているのに」 「こんどはこっちからだな。言っても一瞬だけどな……コールドスリープ」 俺とハーフエルフの女の子を除き、客席と舞台が凍っていた。
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