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ジン「ああ、気をつけるよ。それじゃ行ってくる!」
父「母さんに一言いっていくんだぞー」
ジンは軽く手を振りながら、その場を後にする。
森を抜けると、二階建ての木造の家と
洗濯物を干す母の姿が見えてくる。
母は、ジンの姿が目に付き駆け寄ってきた。
母「荷物は学校に送っておいたからね。今から発つの?」
ジン「うん、たぶん。明日までには向こうに着くと思うから着いたらまた連絡するよ」
母「舐められないようにシャキッとするんだよ?これも持って行きな」
そう言うと、ジンに刀袋を手渡した。
中を見るとそこには、赤い柄の刀が一振り入っていた。
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