欲情3

25/35
前へ
/35ページ
次へ
マシだったらきっちりヤレよ、って口にしようとした瞬間。 美紗緒が心配そうに俺を見た 数字がデカかろうがなんだろうが、出野さんは余裕で予算を上回ってきてる ――あの人は、部下の扱いがうまい それは、俺が一番わかってる 「降りんぞ」 いつの間にかエレベーターのドアは開いていて、俺は言おうとしていた言葉をなんとか飲み込んだ 何やってんだよ、俺は
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4996人が本棚に入れています
本棚に追加