欲情3

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「……なん」 震える唇を、きゅっとかんだ美紗緒が うつむいて黙る その姿をじっと見つめて、その様子に違和感を感じた瞬間 美紗緒がバスルームに走っていった ――え? 何が? 訳のわからないその美紗緒の行動に、俺は何が起きたのかわからなくてそのままバスルームに視線を送っていた ――つづく
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