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「で、俺の役割、昔は攻めだったんだよね。」
「ふーん。」
・・・・・ん!?とでも言うように、ミキが俺の顔を見てきた。
「俺、ゆずらねーよ。」
と、笑いながらミキに言ってやると、ミキはあたふたしだした。
「え?え?えぇぇぇぇ~~~!!!!」
朝方にでかい声で悲鳴を上げる男が一人。
「うるせー!早朝だ。」
「だって・・・マスターが・・・」
そう言って怯えているミキ。
そんなミキをかわいいと思ってる俺はもう、完璧こいつにおちてるな。
「なぁ、お前、俺の名前知ってる?」
「知らない。」
「なぁ、お前、ミキって名前?苗字?」
「あ、俺は・・・・・・・
-完-
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