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「そういや、君……莉々ちゃんは家どこ?」
「えっと、西町……です」
「マジで?俺南町だよ。じゃあ、電車一緒だな」
「はい……」
知ってます、先輩。
「てかさ、よくあんな告白受けてくれたよね?俺、かなり怪しくなかった?」
「い、いえ!全然……。嬉しかったです……」
そう、嬉しかった。
それが、作られたものでも。
嘘でも。
あたしは、あなたのそばにいたかった。
きっと、あの場にいた全員の目に、あたしはみじめに映ったことだろう。
罰ゲームだとは知らずに告白されて、喜ぶ女。
それでも、ずっと好きだったんです。
先輩。
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