第1章 出会い

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?「もう起きる時間ですね」 皆様おはようございます、お嬢様のメイドのイーリスでございます。 イー「お嬢様のお食事の準備をしなければ」 私は一瞬でメイド服に着替えて厨房に向かいます。サービスシーンなんてございません。 イー「お嬢様はスクランブルエッグがお好きなので今日もそれにしましょう」 お嬢様は大のスクランブルエッグ好きなのです。『べ、別にイー……の料理が……』と言われてもいたのですがなんなのでしょう? イー「出来たのでお嬢様を起こさなければ」 私は料理に保温魔法をかけて、アイリス様の元に向かいます。お嬢様は寝起きは良い方なので助かります。私の隣がアイリス様の御部屋です。 イー「お嬢様、朝でございます」 私はノックをして入ります、と言いたかったのですが……。 イー「なぜ鍵が?」 閉まってました☆ イー「致し方がありません」 メイド1058の秘密のひとつを使いましょう。 イー「メイド1058のひとつ……」 私は懐から針金を取り出してそれをドアノブの前に構え。
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