第1章 出会い

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イー「『朝から破壊活動ごめんなさい脚』!」 針金を放り投げて、ドアを蹴り破りました。え、針金? イー「特に意味はございません」 部屋の中にはドアの下敷きになられたお嬢様がいらっしゃいました。足がピクピクと動いてらっしゃいますので生きてはいます。 イー「お嬢様、おはようございます。清々しい朝です」 ア「どこがよ!」 お嬢様はドアを蹴りあげて起き上がられました。なんちゃらは体が丈夫といいますが、お嬢様もそれです。 ア「おもいっきり、声に出とるわ!ばかにしてんの!」 イー「はいっ!」 ア「清々しいほどの笑顔で断言されても!!」 私はお嬢様のかけ声に最高のスマイルでお応えします。 嫌みにしか思えない?まさかそんなことあろうはずがありません。 イー「私の心からの本心でございます」
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