第1章 出会い

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ア「そんな素晴らしい程の笑顔で言われたら私はどうすれば?」 お嬢様が悩んでらっしゃいます。お嬢様はアホの子なので無駄ですのに。 イー「起きればいいと思います」 ア「あんたが悪いんでしょうが!」 お嬢様は私に責任を押し付けるようです。これだからゆとりは……。 イー「ごめんなさい(´・ω・`)」 ア「可愛らしく謝られても!」 お嬢様はまだご立腹のご様子です。やれやれ、わがままですねぇ。 イー「申し訳ございません。お嬢様が生意気にも鍵をかけていらっしゃいましたので、つい……」 ア「別にいいわ。いつものことだから。学園の準備は?」 諦めたようにお嬢様がそうおっしゃったので私はスカートの中からカバンを取り出して渡しました。 中には教科書と私の愛が入っております。
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