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私はシャワーを浴び布団へ
枕元に置いたプレゼントの袋をしばらく眺め…ゆっくりと開ける
ブランド名の入った袋からは
綺麗なベビーピンクのショール
その他に発売前の新曲と手紙
“買い物中 舞さんに似合いそうと思い 衝動買いしました
CDはまた車で聞いて!
連絡待ってる”
そして携帯番号、アドレスとラインのIDが書いてありました
こんな高価な物貰っていいのかな?
連絡って…
彼はなんとも思わずしている事が
何年も恋をしていない私には…
バツ1 子持ち
あの日からずっと その言葉を背負って生きて来た
子育てで恋する時間なんてなかった
ううん…考えないように
関わらないようにしてた
なのに急に現れたアイドルは
いとも簡単に私の心に入って
いっぱいにして…
あんなスーパーアイドルが
私なんか本気で相手なんかするはずない!
それに年上で…釣り合うはずもない!
私1人 ドキドキ舞い上がってるだけ…
そう思いながらも
彼の暇な時に会ったり話しをする位いいよね?
…ダメ!
また辛い思いしたくない!
私には子供がいる
あの子達をきちんと育てるって約束したんだもん
今なら いい思い出で終わる
きちんとお礼をして終わろう
なんて……
何も始まってないけど…
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