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「はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」
木漏れ日が差し込む森の中に到底似合わないであろう息遣いをした少年は
一人大木に背を預け休んでいた
「くそっ、いったい何でこんなことに…!
俺はただ、ただ楽しみたかっただけなのに、あの時みたいに」
少年がつぶやくと後ろの茂みから不意に音がした
「!!」
そして音とともに黒い影が目にもとまらぬ速さで飛びてて
少年を襲うように包み込んだ
そしてそのまま少年の意識は沈んでいった
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