第2章

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「わかりました!! なら、私が未来で得た新選組の知識をお教えしたら未来に帰れるまで此処に住まわせてくれませんか?」 今、頼れるのは新選組しかないしこの時代でどうやって生きていくかなんてわかんないし……どうにか了承してもらわないと! あっ…あれ?土方さんが刀を手に掛けてゆっくりと近づいてきたんだけど?! 「てめぇぇぇ!ふざけんのもいい加減にしやがれーーー!!」 ヤバッ!本当に斬られる!! そう思い、顔を伏せてぎゅっと目を瞑る 「うわっ!」 ドシンッ! えっ?何今の声…切られていないのに変なでかい音が聞こえたし… そーっと顔を上げて目の前の光景を整理すると………………なんかもう、笑えるね! まぁ、この状況を簡単に言うと…… ①土方さんが私に切りかかる ②沖田さんが足を出す ③土方さんは馬鹿みたいに引っかかる ④土方さんが「うわっ!」と叫ぶ ⑤結果、ドシンッ!と畳に倒れる 鬼の副長とも呼ばれる人のくせに結構ダサいなw それに、沖田さんとかめちゃくちゃありがとうございますだよ! さっき笑ったことは水に流してあげるほどに感謝だね!! 沖田さんに感謝の眼差しをおくっていると目が合い、急に顔を近づけてきた
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