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「では、まず君の名前はなんと言うんだい?」
「木城 幸っていいます!
歳は18、ピッチピチの現役高校生です♪
………………あっ」
つい、琥珀の時と同じノリでやったけど、これって言っていいのか?
まぁ、高校生なんて言葉は知らないだろうけど……だからこそなのかな?
私を囲んでる皆さんの視線がいたい……なんていうか、頭イかれてるんじゃないかこいつ、みたいなのが凄い伝わってくるんですけど~…
「え、えっと、幸君というんだね
君は何者なんだい?
…その格好に先程のような私たちの知らない言葉を使う……
もしかして幸君は異人なのかい?
それとも間者なのかな?」
異人?ありえないって!
私の家族に日本人以外の人いないし!
それに、間者?って確かスパイみたいな人のことだよね?
それもまずありえないから!
…んーと、でも理由なんて言えばいいんだろ………
「おい、何黙ってやがる……
てめぇまさか本当に間者なんじゃねぇだろうな?」
うるさいよ土方!スパイというよりスナイパーみたいな野郎のくせに!!
でも、私は心が広いからこんな奴にも笑顔をむけてやるのさ!
「そんなぁ、間者なはずありませんよ~!」
「じゃあ聞くが…お前が間者ではないという証拠はあんのか?」
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