それは違う

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朝、目が覚めて。真っ先に思うのは、全裸で眠る彼へ微笑み掛けながら。 だから着ろ。と。 帰ってきた時に私がお帰りと声を掛ける頃には既に全裸。 脱ぎ散らかされていれば文句の一つも言えるのに、ぴっしり玄関に綺麗に畳んで置いてあるのもなんかムかつく。 以前気になって、どうして裸族なのかと聞いてみた所。 ボディービルのアブドミナル&サイばりのポージングを見せながら。 『読者サービスっ☆』 その時は私も流石に口の端から血を垂れ流しながら、メタ発言してんじゃねぇよ!前隠せ!と思っていた。
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