第1章 ~初仕事~

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「出来たわ」 「よし・・・まず、始めに風で上空に雲を集めてくれ。台風並みのものを。俺が雨を降らして雷を落として機械をショートさせる。そしたら、一気に海まで吹き飛ばすんだ」 「分かったわ」 『来い、イカヅチ!』 『来て、芭蕉扇』 2人の手に武器が具現化した 「行こう、風神!」 「2人とも待って!」 祐樹が止めに入った。 「本当は2人に戦って欲しくない!でも・・・仕方ないよね?神事で使うものだけど、これ、つけて行って?顔が見られたら、大変な事になると思うから」 「ユキっ・・・サンキュっ!」 「行って来ますわ。『羽衣よ、我が意思に従いなさい』」 2人は飛んでいった。
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