4人が本棚に入れています
本棚に追加
/86ページ
「出来たわ」
「よし・・・まず、始めに風で上空に雲を集めてくれ。台風並みのものを。俺が雨を降らして雷を落として機械をショートさせる。そしたら、一気に海まで吹き飛ばすんだ」
「分かったわ」
『来い、イカヅチ!』
『来て、芭蕉扇』
2人の手に武器が具現化した
「行こう、風神!」
「2人とも待って!」
祐樹が止めに入った。
「本当は2人に戦って欲しくない!でも・・・仕方ないよね?神事で使うものだけど、これ、つけて行って?顔が見られたら、大変な事になると思うから」
「ユキっ・・・サンキュっ!」
「行って来ますわ。『羽衣よ、我が意思に従いなさい』」
2人は飛んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!