思龍

8/19
前へ
/188ページ
次へ
小十郎は、餅を食べながら、東村で嶋村竜朶に入門し剣術を学び直心影流・居合術のを習ったこと。 永正成崖に蘭方医学を学んだこと。 そして、20代の後半永正成崖の勧めで京にのぼり。 蘭方医の中津川健吉で医療を学んだことなどを嘉納葵に話していく。 嘉納葵は、水戸から三年前に弟・大二郎と京にのぼり、本国寺の水戸藩に世話になって、三ヶ月前に弟・大二郎は肺結核で亡くしたこと。 柳生新陰流・護身術を学んだことなどを小十郎に話していく。 それから、小十郎と葵は、三日後のここ音羽の滝で会うことを約束して別れた。 **
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加