思龍

2/19
前へ
/188ページ
次へ
「内藤小十郎」(ないとうこじゅうろう) 忍藩の西に位置する小藩の足軽の家に生まれる。 10代の頃、嶋村竜朶に入門し剣術を学び直心影流・居合術の免許皆伝となる。 そのころ、医学にも興味をもち永正成崖に蘭方医学を学んでいった。 そして、20代の後半永正成崖の勧めで京にのぼり。 蘭方医の中津川健吉で医療を学ぶことになった。 内藤小十郎は、鴨川辺りの増田屋という醤油屋の二階を借りて住まいとする。 増田屋の娘、糸が何かと面倒みてくれた。 *
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加