裏腹な心と体

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もっと笑美の中にいたかった。 沢山感じ、もっと見つめて欲しい・・・。 この思いが俺を奮い立たせ、更なる愛しさと充実感を呼ぶ。 繭李とのセックスではこのような感情は湧き起こらない。 ただ自分の欲を吐き出し、体内に溜まった老廃物を処理するような感覚。 しかし笑美は、自らその役を買って出ようとしてくれた。 “割り切り”という都合のいい関係を前提として・・・。
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