第六話

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京子さんは仕事をきちんとこなすから、凄いとは思う。 ただ、わたしにも普通にしてもらいたい。 それとも、わたしに関係あることなのかな……。 わたしの事を怒る時の京子さんは。 「次は気をつけよう。じゃあ、終わり」 そう言ってサッパリと終わるから……。 わたしのことじゃないとは思うんだけど。 気持ちがドンヨリしてしまう。 「暗っ!」 休憩だとメールをしてすぐ降りて来てくれた南ちゃんがわたしを見てひと言。 そんな引いた顔しないでよ……。 券売機の前で思いきり落ち込みをぶつける。
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