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(達也)いてーなクソー
(哲也)我慢しろよ
(沙耶)哲也くん、みんな
沙耶たちがみんなの元に駆け寄って来た。
(聡)なんで哲也だけ名前?
(沙耶)別に良いでしょ
そして後に続いて文恵も来た。
(達也)文恵、無事だっ……
達也が文恵に近づくと文恵は達也に抱き付いた。
(文恵)馬鹿
(達也)文恵!
(文恵)ずっと心配してたんだよ。達也くんがもう戻ってこないんじゃないかって
達也は泣きながら話す文恵のことギュっと抱きしめた
(達也)負けてたまるかよ。お前が捕まって黙って見てられるかよ。
(文恵)だからって無茶して死んだら意味ないじゃない。大っ嫌い、達也くんなんて……
(達也)俺は決めたんだよ。お前は俺が守るって
(文恵)達也くん!
(達也)今までただテッペンにいることしか考えてなかった。でも、お前と学校での日々を過ごすたびにお前やダチが傷つけられることが嫌になったんだ。そして本郷との戦いの時にお前は俺に力を貸してくれた。その時からだよ、お前を意識しだしたのは
(文恵)達也、馬鹿……でも私はそんな達也くんが大好き
ついにお互いの気持ちが伝わった瞬間だった。
(沙耶)よかったね文恵
(小百合)おめでとう文恵
(祥平)やったじゃねえか達也
(ユウキ)カッコよかったぞ
(麻耶)色男
みんなが一斉に二人のことを祝福した。
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