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(祥平)よっしゃあ、じゃあ負けたらチョコバナナおごりな。
(ユウキ)それ俺も乗った
(誠)俺も
(聡)達也と哲也もやろうぜ
(哲也)俺はいいすっよ
(達也)俺もパス
(祥平)ふっふふ、拒否権はない強制参加じゃ
(達也)ちょ、祥平さん
なんと、金魚すくいバトルをすることになった。
(祥平)だあ、全然とれねえ
(誠)クソーまたやぶれた
(聡)五枚破れたら終わりだぞ
(ユウキ)おっしゃー3匹目
(聡)てめーこのー
(ユウキ)だあー、何すんだよ。
(麻耶)全部に逃がされてやんの
何だかんだで金魚すくい対決が終わった
(沙耶)じゃあ、みんな何匹だったか見せて
(聡)俺、3匹
(ユウキ)俺も
(誠)俺、2匹
(麻耶)俺、7匹
(聡)達也は?
(達也)俺は5匹だ。哲也は
(哲也)俺は10匹
(聡、ユウキ、誠)じゅ、10匹~
(聡)てめーどんな才能してんだよ
(誠)祥平さんは?
(祥平)俺は……0匹だよ
(誠)ゼ、0
(みんな)ぶ、ぶはははは
(祥平)わ、笑うんじゃねえ
(真奈)相変わらずね
(香)だね
みんなは祥平のおごりでチョコバナナいただいた。
(聡)祥平さんごちそうさんっす
みんなが先に行く中、達也は文恵の横にいった。
(達也)お前、来週出発するんだよな
(文恵)うん、そのつもり
(達也)また、しばらく会えないな
(文恵)うん
(達也)文恵、ちょっと二人だけにならないか
二人は、ベンチに腰を下ろした。
(達也)なんか、飲むか?
(文恵)ううん、大丈夫
(達也)二人になるの水族館にいった時以来だな
(文恵)はは、そうだね
(達也)なあ文恵
(文恵)何?
(達也)どうしていつも俺のことを気にかけてくれるんだ?
文恵は顔少し赤くしながら言った。
(文恵)達也くんのことが好きだからよ
その一言で達也も顔を赤くなった。
(達也)いつから
(文恵)いつからだろ、いつも友達のために必死になる達也くんを見てるうちに好きになってたかも。
(達也)はあ、てことは結構前からじゃん
二人はお互いに笑った。すると達也は立ち上がって何かを取り出した。
(達也)これ、お前に受け取ってもらいたいんだ
達也はポケットからペンダントを取り出した。そしてそれを文恵の首にかけてあげた。
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