第1章 夏休みだぜ

6/6
前へ
/63ページ
次へ
(達也)知らねえよ。そんなことまでは俺どうせバカだし。 (沙耶)すごいわ、二人とも。 (哲也)でも進学校の生徒にしてはかなり喧嘩なれしてるように見えたけど。 (隼人)別に進学校にも荒くれ者はいる。俺みたいにな。 そうこうしてるうちに学校に着いた。校門の前では達也の友達と文恵の友達が待っていた。車から降りると文恵はみんなに歓迎された。 (小百合)おかえり文恵。 (文恵)みんな (祥平)お疲れ (聡)ねえねえ、ニューヨークってどんな感じなんだ? みんなが文恵に会えたことがうれしくてしょうがなかった。 (麻耶)てか、その二人誰? 麻耶が単刀直入に文恵に聞いた。 (達也)文恵のニューヨークの友達だとよ。 文恵の代わりに達也が麻耶に教えた。 (麻耶)へえー (文恵)みんなにも紹介するわ。白銀隼人君と朝霧美咲ちゃんよ夏休みの間だけ    私たちの仲間に加わってもらおうと思ってるんだけど。 (ユウキ)まあ、いいんじゃね。 (誠) そうだな、仲間は多いほうがいいしな。 (文恵)みんなありがとう。 (達也)それじゃあ、今年の夏を楽しみますか。 (みんな)おー
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加