15人が本棚に入れています
本棚に追加
「はっはー!! やっぱり近接戦闘は最高だぜ!」
「させるか! 喰らえ!」
「ふっ、ぬるい!」
「そぉーい!!」
「ぐはぁっ!?」
「甘い甘い甘い!! でも甘いの大好きなので頂きます!」
「ここにはりせんがあるじゃろ?」
「あるね!」
「こうやって!」パンパンパンパン!
「えっ、あっ、ちょっ、殴っ」
「こうじゃ! 飛んでけ!」(投
「うわあああああ!!」(吹き飛び
「よっしゃー! スマッシュボールゲットぉー!!」
「なんやて!?」
「ははははははは!! 狙い撃つぜ!!」
「あばばばばばば!?」
描写面倒いので以下略。
「感服致しました」
俺の目の前には土下座をするイケメンがいた。ざまぁ。
結果としては、俺がライフを3つ残してピットを撃破。俺の勝利で試合終了、ってとこか。
「ヴィクトリー」
まぁ、勝った訳だし、色々と教えてもらうとしますかね。
「で、俺勝ったんだけど、ここがどこか、お前は誰か、何故俺はここにいるのか、そしてこれは何てイベントか、詳細かつ明確に、そして簡潔に話せ」
「とりあえず無茶振り乙とだけ言っておく」
「じゃあ、手短にざっくりとでいいから、はよ、はよ!」
俺の言葉にイケメンは「……やれやれだぜ」と肩をすくめ、説明を始めた。
いや、土下座はもういいから……。
「まず最初に。あなたは死にました。電車に轢かれて、です」
「うん、知ってる」
「で、その原因をつくったのは僕です。テヘペロ☆」
イラッときたので殴り掛かりましたとも、ええ。
「ごめん、ごめんって。事故なんだよ、これは」
「どういう事故だよ」
「君の人生設計の白紙の部分、つまり未来の部分にインク零した」
殴り掛かった。
「もー、乱暴だなー。ランボーなの?」
蹴り掛かった。
「冗談だよ。まぁ、そんなことがあって君は死んでしまった訳だよ。サーセンしたーwww」
「殺すぞ」
「勘弁してwww」
ったく、何だよこいつは……。
「今教えるよ」
心を読むな!
最初のコメントを投稿しよう!