転生したので人生の脇役やめます。

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「はっはー!! やっぱり近接戦闘は最高だぜ!」 「させるか! 喰らえ!」 「ふっ、ぬるい!」 「そぉーい!!」 「ぐはぁっ!?」 「甘い甘い甘い!! でも甘いの大好きなので頂きます!」 「ここにはりせんがあるじゃろ?」 「あるね!」 「こうやって!」パンパンパンパン! 「えっ、あっ、ちょっ、殴っ」 「こうじゃ! 飛んでけ!」(投 「うわあああああ!!」(吹き飛び 「よっしゃー! スマッシュボールゲットぉー!!」 「なんやて!?」 「ははははははは!! 狙い撃つぜ!!」 「あばばばばばば!?」  描写面倒いので以下略。 「感服致しました」  俺の目の前には土下座をするイケメンがいた。ざまぁ。  結果としては、俺がライフを3つ残してピットを撃破。俺の勝利で試合終了、ってとこか。 「ヴィクトリー」  まぁ、勝った訳だし、色々と教えてもらうとしますかね。 「で、俺勝ったんだけど、ここがどこか、お前は誰か、何故俺はここにいるのか、そしてこれは何てイベントか、詳細かつ明確に、そして簡潔に話せ」 「とりあえず無茶振り乙とだけ言っておく」 「じゃあ、手短にざっくりとでいいから、はよ、はよ!」  俺の言葉にイケメンは「……やれやれだぜ」と肩をすくめ、説明を始めた。  いや、土下座はもういいから……。 「まず最初に。あなたは死にました。電車に轢かれて、です」 「うん、知ってる」 「で、その原因をつくったのは僕です。テヘペロ☆」  イラッときたので殴り掛かりましたとも、ええ。 「ごめん、ごめんって。事故なんだよ、これは」 「どういう事故だよ」 「君の人生設計の白紙の部分、つまり未来の部分にインク零した」  殴り掛かった。 「もー、乱暴だなー。ランボーなの?」  蹴り掛かった。 「冗談だよ。まぁ、そんなことがあって君は死んでしまった訳だよ。サーセンしたーwww」 「殺すぞ」 「勘弁してwww」  ったく、何だよこいつは……。 「今教えるよ」  心を読むな!
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