千晃の決断~ありがとう真ちゃん~

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次の日… 男「また、校門前にいるよ…」 日「真司郎!!」 真「千晃、今日は来るんやろ?」 日「お前、いい加減に…ッ」 千「だっちゃんおはよー」 日「千晃…」 千「…真ちゃん…話があるの」 真「話?」 千「だっちゃん、二人っきりにしてくれないかな…」 日「千晃…」 千「お願い…」 日「わかった…何かあったら言うんだぞ」 千「うん!!」 日高が去ると… 真「話って?」 千「これ」 あたしは人生初のレターをかざした… 真「レター…」 千「これでやってもいいよ…」 真「今の俺にレターなんて必要無いやん」 千「聞いた…誘われれば、拒むような人じゃないって…やりたいならやればいいじゃない!!その代わり、これで最後にしてほしいの…」 真「(!!)それって、絶交ってことなん…?」 千「あたしは今、真ちゃんのいないこの生活を楽しくやってるの…真ちゃんのことは好きだよ…だから、終わりにしよ!!」 真「ふざけんな…(殴ろうとする)」 千「…ッ!!」 (スーッ) 末「こんなときまで殴るな…」 千「末吉君!」 真「クッ…」 末「ちゃんと最後までやれ」 そういい、立ち去っていった… 千「うん…」 真「意味わからん…」 千「真ちゃん…(チュッ)」 真「…千晃…」 千「(ニコッ)今までありがとう!!goodーby…」 そういい、その場を立ち去った… 真「(レターを見て)」 “真ちゃんを好きになれてよかった!!ありがとう 千晃” 真「千晃…」
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