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『どれだけ月日が流れても 君の声でまたひとつになれる』
私が大好きな歌を口ずさむ。
私にもそんな友達が居たら、なんて考えながらいつも歌っていた。
...私には友達が居ない。
生まれながらに持つ病気のせいで私は学校にも行けない。
学校に行く以前に家から出ることも許されていない身だった。
そんな退屈な人生なら生きてても仕方ない。
そんな馬鹿なことを考えて家を抜け出した私に君が教えてくれたこと。
その全てを胸に刻んで、私はこれからも生きていく。
大好きな君の傍にいつか立てるように___。
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