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授業も終わり、
華蓮さんの友人に話を聞くも、何の収穫もなく、第一の彼女も首を横に振るばかりだった。
最後の手段で、先生に聞きにいく。
あの生徒会長華蓮さんのこと、無断で欠席はしないはずだ。
「あの、葬竜先生はいらっしゃるかしら。」
他の先生へ言付けて、先生を呼んでもらう。
ほどなくして、先生が出てきた。
「あの、華蓮さんが今日休んだ理由、解りますかしら。」
「あー、確か風邪とか言ってたな。」
はじめての確かな情報。
駆け足で寮へ向かう。
「ありがとうですのっ!」
慌てて先生へ礼を言い、全速力で駆ける。
先生が何かを言いかけたようだが、そんな事はどうでもいい。
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