ちょっとした短編

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「大丈夫ですの。わたくしだって能力の特性上、医療をかじってますから。」 置いてある薬や症状をみて、病原を特定する。 「ところで、この薬はどうしましたの?」 「あぁ、アルノルト先生が持ってきてくれたんだ…。 お陰で大分楽になった。飲む前は息も出来ないほど咳き込んでいたからな…」 アルノルト先生、薬を持ってきたということは、多分あの保健医のことだろう。 あの保健医は信頼できる。きっと大丈夫だ。
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