第一章 2部

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奏「ったく………無駄に人件費使うなここ まあ人件費なんてねぇけどよ 吸収したよなあの会長さん」 一方こちらは奏 義和とほとんど変わらない状況で 敵が周りを囲んでるが その手には西洋っぽい剣が握られてる 奏「剣ってのが唯一の救いか…… そういや義和大丈夫か? あそこ火薬倉庫っぽかったけど」 少しだけ義和の心配をしながらも 装備していた刀を二本取り出す 奏「さて………来いよ…… お前らの夢想…ここで終わらせてやるよ」 敵が一斉に奏に向かい出すが 奏は目を瞑りその場を動かない ついには敵が両側から 迫っており剣を振りかざす 奏「………遅いんだよ…そんで見えた」 ギリギリのところで しゃがみ敵二人を相撃ちにさせる 奏「まずは1!!」 先ほどの二人を蹴り飛ばし 敵の集団に向かって走り出す 奏「そして2!!3!!」 能力を使い刀の斬撃に風の力を 加え斬り刻む 奏「集団を相手にするなら まずは相手の不協和音を突く それが一番の手だろうな」 刀についた血は払い もう一度構え直す 奏「そろそろ終わらせねぇと 時間がヤバいんだ消えてくれねぇか?」 能力は発動しているせいか 奏を中心に風が吹いている それがある程度のプレッシャーとなり なかなか奏に攻撃が出来ない 奏「次で決めさせてもらうぞ………」
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