- 転換点 #4

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 この人は私が欲しい『一番』を間違えずに与えてくれる。 輝く赤い宝石は夢の中の赤のようだ。  そう、 赤い指輪を彼からプレゼントされるのは、 これが二度目だ。 そして……絵本。 「ちょっと、 待っていらして」  秋良はすっと立ち上がる。 「すぐ戻ります」 
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