ー 6 ー 茉莉花の日記 #2
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「今の僕でも、 君を抱くことぐらい造作ない、 あまり信用すると――」 「いいです……あなたが望むなら」 私、 とても落ち着いている、 と秋良は思う。 「後悔しません、 私も、 あなたに抱かれたい。 私がなぐさめになるなら」 「君は……馬鹿だ」
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