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着替えをさせて、
時々体温を測って。
水分を取らせて汗を拭く。
彼が辛そうだから看病したいというのもあったけれど、
心配で、
側を離れられない方が大きかった。
昨日、
長々と話して疲れさせたのかしら、
今日も動き回っていたみたいだし――
私は、
今朝方、
気が付いたら布団に入っていて、
母に起こされるまで熟睡しきっていた。
彼は、
どうやって過ごしていたのか。
ごめんなさい、
慎一郎さん。
私、
いつも守られてばかりだわ。
汗が浮く首筋を乾いたタオルで拭こうとした時、
不意に手を掴まれた。
「秋良――か?」
「ええ、
私です」
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