ー 7 ー 慎一郎と 秋良の愛 #2

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「これを着けられるのもあと少し」  手を巡らせれば、 宝石がきらりと光る。  左の薬指には、 赤い色石の指輪がある。  婚約指輪として、 できれば肌身離さず左指に着けていたいのが女心だが、 そうもいかなかった。
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