ー 7 ー 慎一郎と 秋良の愛 #2
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その折に切れ切れに出た言葉を繋ぎ合わせ、 赤いダイヤがあるらしいことを知った秋良は、 慎一郎に顛末を話し、 サイズ合わせを頼んだ宝飾店を通じて、 信用がおける鑑定士に慎一郎が自宅の棚の上に放置したままの宝石箱ごと鑑定の依頼してはじめて、 ただものではない感の正しさを実感したのだった。
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