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その作品たちを、
そのまま朽ちるに任せるのもなんとなくできず。
現時点の自分でも「捨てる」ことができないなら、
とりあえず読める形でデータ化して、
将来の自分が不要と判断したらあっさり捨ててくれることを祈って
まずは打ち込み作業を始め。
そしたら、
歯抜け・未完結の作品を
きちんと完結させたくなり、
入力作業は一旦中断させまして、
物語の書き方を思い出す手始めの1作、
習作として書いたのが、
本作でした。
書き始めは2011年の9月も末、
昨年は節電対策で大変暑い夏を過ごし、
酷い夏ばてで体調をどかんと崩し、
仕事も休みがちでしたから
家でぶらぶらしながら
のんびり書く時間は楽しかった。
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