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キョウ「全く、何が
『せっかく大人になったんだから
お互いの事、もっとよく知ると良いニャ♪』よ
こんなんじゃ、恥ずかしくて外、歩けないよ~」
ノン「あのねぇ、オレは20年間
その体で生きてきてんの!
何で、外歩けないんだよ……」
キョウ「だっ、だって……」
ノン「だって?」
キョウ「歩いてたら……脚の付け根……の所
いつもと違う感覚……なんだもん……」
ノン「…………」
キョウ「……ノンだって違和感ないの?」
ノン「あっ、あるけどさ!
くそ、スノーにプレゼント貰いに行ったのが
最大の間違いだったな、コレ……」
キョウ「意外とイタズラ好きだもん、あの人……
でもまさか、体入れ替えられちゃうなんて……」
ノン「ああー! もうヤケだ!
キョウの体で楽しめる事、楽しみまくってやるー!」
キョウ「ノ、ノン!?」
ノン「まずは、制服着たい! 制服!」
キョウ「なっ、何で!?
キョウ、もう20歳なんだよ!
そんなの恥ずかしいよぉ……」
ノン「着るのはオレなんだから良いだろ?」
キョウ「着るのはキョウの体なのー!」
ノン「だって、オレの体で
女子高生の制服着たらおかしいだろ!?」
キョウ「おかしくないもん……」
ノン「おかしいってば!
はい、だから制服貸ーして!」
キョウ「わ、わかったよぉ……
そっちのクローゼットに入ってるから……」
ノン「はーい♪」
キョウ「……全く
今まで全然、教えてくれなかったけど
ノンにもコスプレの趣味あったなんて……
…………んんっ
そっか、今、ノンの体なんだよね……
歌ってみよ!」
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