3人が本棚に入れています
本棚に追加
ノン「でも、これ以上
キョウを汚すのもなぁ……」
キョウ「何?
キョウ、気になります!」
ノン「キョウちゃん、それはパクりだから……
あのね、キョウはピュアだからこそ、可愛いの
もうこれ以上、変な事しちゃいけないの、わかる?」
キョウ「えっ、何でよ~!?
キョウだって大人になったのに
情弱って言われちゃうよ、これじゃあ……」
ノン「情弱って言葉知ってるなら
それで十分だと思うけどな……」
キョウ「そうかな?
これは、この前習ったんだけど……」
ノン「あぁ、そういう事……」
キョウ「最近は、慣れてきたからいいけど
去年は、学校に撮影入るとか
非日常過ぎて、大変だったんだよね~」
ノン「ん、大学の事?」
キョウ「そうそう、テレビの企画でさ~」
ノン「そっか~
去年、キョウがどうやって過ごしてたか
全然、知らなかったもんな~」
キョウ「まぁ、でもでも
こうして一緒に過ごせてるんだから
別にいいじゃない、ねっ♪」
ノン「まぁ、そうだけどな……」
キョウ「まぁ、そのうちまた……」
ノン「……だっ、だからこそさっ!
今楽しめる事は楽しんどこうよ!」
キョウ「じゃあ、さっき言ってた
根本的な事、教えてよ……」
ノン「えっ、何でそこに繋がる?」
キョウ「あのね、20歳だし……
もっと色んな事知りたい……っていうか……」
ノン「……いや、ダメだ!
知らない事が可愛さの1つなの!」
キョウ「そんな~」
ノン「わかった、じゃあ
結婚したら、色々教えてあげるからさー!
って、このセリフ
冷静に考えるとヤバいけど……」
キョウ「結婚いつするのさ~」
ノン「もうちょい安定したらなっ!」
キョウ「それって、いつ~?」
ノン「わ、わかんないけど……」
キョウ「別に、今してもいいじゃん!」
ノン「イヤなの!」
キョウ「えっ、それじゃあ
ノンはキョウと結婚したくないの……!?」
ノン「えっ、違う違う!
ピュアなキョウをもっと楽しみたいの!」
キョウ「えっ……?
それって、どういう事?」
ノン「あのね、オレは
眺めてるだけで幸せなの」
最初のコメントを投稿しよう!